Brief Summaries on Each Books
聖書各書解説 40
旧約聖書 -マラキ書-小預言書
(旧約聖書1496頁) この解説の聖書は「聖書 新共同訳」(日本聖書協会)を用いています。
日本聖書協会 前総主事 佐藤邦宏

 「マラキ書」は、ユダの人々が、バビロニヤから帰還してからの物語ですが、エズラやネヘミヤの帰国少し前のころの記録です。神殿は再建されました。祭司は、人々のために、犠牲を捧げる儀式を執り行っています。しかし、困難な時でした。人々は、未来に希望を持つことができず、ユダの未来に明るさを感じることができませんでした。人々も祭司も、主なる神と神殿に心からの尊敬を持てずにいました。適当な捧げ物を捧げ、心から主の律法に従おうとしませんでした。彼らは、無力で、貧しい人々を情け容赦なく扱っていました。男たちは、妻をも裏切り、離婚が拡がっていきつつありました。
 マラキは、そのような時に、人々を責め、特に祭司には、主とイスラエルの間に交わされた約束を実行するよう勧めました。彼らは、定められた方法で、正しく捧げ物を捧げることで、主を称えることができ、人々に、収穫の1割を主に捧げることを勧めました。そして主の祝福を受けることができたのです。



「マラキ書」の内容
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主のイスラエルへの愛 1:1
祭司への警告 1:6 2:9
裏切り 2:10 17
主が来られる 3:1
神を偽ることができるか 3:6 15
神は忠実な民を祝福し、悪を罰せられる 3:16 24


 この「聖書各書解説」は、聖書をお読みになるためのガイドの役割を果たすためのものです。ぜひ聖書そのものをお読みになってください。ご質問や、もっと知りたいと思われる方は、ぜひお近くのキリスト教会をお訪ねください。教会には、その歴史や伝統で、違いがある場合がありますが、もしお気に召さなかったら、別の教会も訪ねてみましょう。ご質問等、あるいは教会についてのお尋ねは、承りますので、ご遠慮なくどうぞ。

 次回から、「旧約聖書 続編」(聖書 新共同訳所載)の各書についてご案内いたします。

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