Brief Summaries on Each Books
聖書各書解説 82
新約聖書 -「ヨハネの黙示録」-
(新約聖書452頁) この解説の聖書は「聖書 新共同訳」(日本聖書協会)を用いています。
日本聖書協会 前総主事 佐藤邦宏

 ヨハネの黙示録は、クリスチャンたちがイエス キリストを主なる神と称して信仰をもって受け入れ、そのことにより迫害を受け始めていた時代に書かれました。筆者は、読者に希望と勇気を持たせることを最大の目標としてこの部分を記しました。迫害の時代、その苦難を信仰により乗り越えるよう願って、この文書を記したのです。
 この文書の大部分は、当時の苦難と迫害の中にいる読者にしか分からないような表現や象徴的な言葉を用いて彼らがまみえた象徴的な出来事と信仰により出会うそのような出来事、イエス キリストとの出会いについて書かれています。
 中心になるテーマは、いろいろな方法やビジョンで示されていますが、それらはキリストとの出会いをいろいろな角度から示しているのです。また、それらの受け止め方も種々あると示されていますが、中心になるテーマは鮮明です。それはキリストが主であり、神は最終的には、そして完璧にその敵、いわゆる罪、そして悪魔を滅ぼし、キリストを信じ抜いた民に祝福を与え、新しい天と地を備えてくださることが示されています。そして勝利の彼方には、信じ抜いた民に、新しい天と地が髪により備えられていると告げています。


「ヨハネ黙示録」の内容
0
1:1 8
序文と七つの教会への手紙 1:9 3:22
天上の礼拝 4:1 8:1
七つの封印 8:2 11:19
竜と二匹の獣 12:1 13:18
いろいろな幻 14:1 15:8
神の怒りを盛った七つの鉢 16:1 21
バビロンの滅亡、偽預言者の敗北、サタンの敗北 17:1 20:10
最後の裁き 20:11 15
新しい天と地 21:1 22:5
キリストの再臨 22:6 21

 この聖書各書解説は、聖書をお読みになるためのガイドの役割を果たすためのものです。ぜひ聖書そのものをお読みください。ご質問や、もっと知りたいと思われる方は、ぜひお近くのキリスト教会をお訪ねください。教会には、その歴史や伝統で、違いがある場合もありますか゛もしお気に召さなかったら、別の教会も訪ねてみましょう。ご質問、あるいは教会についてのお尋ねは承りますので、ご遠慮なくどうぞ。
以上で、このコラム「聖書を読んでみよう」は終了させていただきます。ご愛読有り難うございました。

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