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画像で見る聖書の歴史
資料編15
ネーサン・ブラウン訳 新約聖書
日本聖書協会 前総主事 佐藤邦宏
このコラムでは、聖書の歴史資料、写本、翻訳等を画像でお目にかけようと思います。それはわくわくするような世界です。さらに聖書を身近に感じていただいて、お読みになりたいという意欲をお持ちいただきたいと願ってお届けいたします。
なお、わたしは、これらの画像の内、68ほどをオーバーヘッド プロジェクター(OHP)のフィルムにして、多数の方々に、ご説明しながらご覧いただけるようにしています。ご利用いただければ幸いです。なお、この文の最後にご案内を掲載いたしますので、よろしければご利用ください。
15 ネーサン・ブラウン訳 新約聖書
1876(明治9)年12月、アメリカ聖書協会のグリーン博士は、日本で出版されたネーサン ブラウン訳の聖書を取り寄せ、その訳文を検討しました。それらは委員会訳と違い、独立して翻訳出版されたもので、必ずしも質の高いものとは言えなかったようです。彼はABMU(アメリカ バプテスト連盟)の宣教師で、長い間インドのアッサム地方で宣教師の働きをしていました。日本開国を知ると日本へ来て、ゴーブルの聖書翻訳を手伝ったこともあります。
また、1874(明治7)年には、聖書翻訳社中に加わり、ヘボンの「路加傳(ルカ福音書)」草稿を検討し、「バブテスマ」を「洗礼」と訳すことに反対し、「浸礼(しずめ)」と訳するよう主張しました。以後、委員会を退き、独自の翻訳を進め、明治8年に「末留古傳福音書(マルコ福音書)」を始め、「馬太傳福音書(マタイ福音書)」等、1879(明治12)年までに新約聖書13書をかな書きで出版しました。日本最初の新約聖書になります。その後も、漢字に入れ替える試みも続き、1886(明治19)年にようやく実現しました。しかし、関東大震災、戦災等でそのほとんどが失われたのだそうです。
佐藤邦宏 日本福音ルーテル教会引退牧師 日本聖書協会前総主事
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ご案内
OHP化した資料のリスト差し上げます。メールで、添付資料としてお届けいたします。テキストは、マイクロソフトのワードです。これは無償でご提供いたしますので、お申し付けください。
わたしは、だきるだけ多くの皆様に、聖書のすばらしい歴史、そして聖書の言葉を正確に伝える努力を知っていただきたいために、OHPとして分かり易いものにいたしました。今まで、180ほどの教会、50ほどの学校にお招きいただきましたが、わたしのひとつの召命として、聖書への関心の高揚心の普及に取り組んでまいりたいと思っています。ご利用いただければ幸いです。
<佐藤邦宏 ご奉仕予定>
| 名古屋学院シティカレッジ企画 会場 名古屋学院大学さかえサテライト |
| 名古屋市中央区栄4-1-1 中日ビル7階 | 入場無料 |
| 世界の聖書展 同時開催 | |
| 8月1日、8日、15日 各14:00〜15:30 いずれもOHP使用予定 |
| 1日 | バイブルロード | 「写本で伝えられた聖書と、その驚くべき方法」 |
| 8日 | 同 | 「日本語聖書の歴史 現存する最古の日本語聖書翻訳に貢献した尾張の若者たち」 |
| 15日 | 同 | 「現代世界と日本の聖書・その貢献」 |
| お申し込みは、 | 住所 | 〒480-1298 瀬戸市上品野町1350 |
| | 名古屋学院大学エクステンション センター |
| | 担当:学長付部長 キリスト教センター事務室長 |
| | 山田 直義 殿 |
| | Tel:0561-42-1097 Fax:0561-42-1097 |
| お申し込みの際、「佐藤のホームページで知った」とお書き添えくださるようお願いします。 |
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2002.July.25
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