2000年、「初めに」…
 『初めに、神は天地を創造された。』(創世記1章1節)

 新年、明けましておめでとうございます。今年は、皆様にとり、祝福された年でありますように、お祈りいたします。

 聖書は、「初めに」という言葉で、神の言葉を語り始めます。「初め」、それは何とすがすがしい言葉でしょうか 。まだ、何もない、真っ白です。そこに、神の最初の一滴が記されます。息を飲むような瞬間です。

 神の「初め」には、「天地を創造された」という言葉がつづきます。神が最も必要とされた存在、それが「天地」 という言葉が示しているものであります。わたしたちは、限りある存在ですから、天地と呼ばれるほど、無限に近いものに、自らを置き換えてみることはできません。ただ、その天地の中に存在する人間、その中でも、「わたし」という自分自らを知ることが、精一杯です 。

 神様は、この「わたし」を必要とされて、創造された。この「わたし」の存在を、心から求められたのです。それ は、いつも申し上げることですが、神様が、その本質、「神は愛である」という本質を、人に示し、人に知らしめるために、神様には、どうしても、「愛する相手」が必要であるのです。愛は、その相手を得ずして発揮できるものではありません。わたしたちは、神様が、その愛の相手として必要であるから、「創造」されたのです。神にとって、無くてはならない存在、しかも愛の相手として欠くことのできない者として、神様がその存在を求められたものが、あなたであり、わたしです。そしてわたしたちの廻りの、「天地」と呼ばれるすべてのものです。しかも、「初めに」です。まだ、何も無いところで、何にも比較することのできないところで、あなた、わたしは 、「創造」された、つまり「神様が無くてはならないもの」としてくださっているのです。

 今年は、まずこのことを覚えましょう。感謝しましょう。神様は、「初めに」、まっさらの中に、あなた、そしてあなたの家族、あなたの隣人、そしてわたしを創造してくださいました。年の「初め」に、このことを心に留め、感謝しましょう。あなたの日々が、本当に心豊かな年でありますように、わたしはお祈りいたします。

 わたしは今のところ2000年に、二つの集まりにお招きをいただいています。お目にかかれるなら幸いです 。  

   2月11、12日 千葉地区 聖公会 北総地区教会修養会
   5月 3日    日本バプテスト宣教団 聖会  於 奈良

 どうぞそれぞれの教会で、祝福の内に、よい新年をお迎えください。


 

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